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2009.05.12 Das Veilchen
恋愛とSMはとっても密接であると思います。


小説を読む事も好きなのですが、
私が好きなのは文学ではなくそこにあるSM要素なのではないかと最近考えています。

勿論そのようなものばかりを読んでいるわけではありませんが
特にSM要素をもったものを好みます。
(少なからずSM要素は恋愛小説なら含んでいるとも思いますが…)


今日読んだ、河野多恵子の「骨の肉」

自分の好きな作品は麻薬のようだと思います。
快感が走ります。鳥肌が立って体に甘さが広がるんですね。

殻や骨の食べ物を男が食べて
身が残っていないそれを女が食べる。
牡蠣の描写なんかは磯の香が漂うようでした。



前置きが長くなってしまいました。


「すみれ」
モーツァルトの有名な歌曲です。
皆さん耳に馴染んでいるかと。
歌詞はゲーテです。



すみれが一輪、野原に咲いていた。
身をかがめて、人知れず。
それはかわいらしいすみれだった。
そこへ若い羊飼いの娘がやってきた。
軽い足取りで、気分も快活に。
こっちへ、こっちへ
歌いながら野原からやってきた。

「ああ」と、すみれは思った
「野に咲く花の中で
私が一番美しくなれたなら。
あの人も私を摘み取って、
その胸にほんの少しの間でも、
しおれた姿でも、
押し付けてくれたろうに!
ああ、ただただ
ほんの一時間の4分の1ほどの間だけでも!」


ああ、しかしああ、その娘がやってきて
すみれに目をくれることもなく、
あわれなすみれを踏み付けてしまった。
すみれは倒れて死んだ。でも喜んで。
「こうして僕は死ぬ、でも死ぬのは
あなたゆえに、あなたゆえに、
あなたの足元で」





SMを感じませんか?


あなたの足元で

まさにSMなのではないでしょうか。


初めて歌詞の意味を知った時は興奮しました。
足元で死ぬ事が幸せだと、そんなふうにさせたい。


あなたゆえに痛みも幸せ
だと
そんな関係を作りたい。


Durch sie Durch sie


こんな事されても幸せなの?
私だと幸せなの?


そういうの大好きです。



色々な作品からSMの感覚も肥やしていきたいわ。
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