プレイをしていて、私に対する言えないでいた気持ちを溢れるように話し出す
っていうのは、不思議ではないけど
私とは関係ない、本人にとっての大事な核に刻まれているようなことを
意識がないなか、そら事のように訴えられることも、何度かあった。
おもしろい。

聞いている私は
事前にエピソードを打ち明けられていれば
あのことを言っているのかな、と、うんうん、それで？
と聞くし
聞いていないと、何のこと言っているのかさぱりわからない笑
でもその時も結局は、うんうん、それで？
と聞くしかない。

意識が戻った後で、こんな事言っていたよと告げると
驚いて、本人は覚えていない。

それって私に意味があるのかなぁ
とは思わない。
ただ、吐き出すことで少しでも相手が楽になれていたら嬉しいし
隠れていたあなたを見られて、私は嬉しい。

よく、私は本当のあなたを見たい
といろんな時に書いてきたけど「本当」という表現は違っていたと今朝ふいに思った。

私は隠している、隠れているあなたが見たい。
隠していることすら本人もわからない、奥が見たい。
何故なんだかわからないけど
人に対する欲望、好意って「知りたい」って気持ちなんじゃないかな。

知って、奥に入り込みたい。どんなあなたも知りたい。
となると、普段表に出しているあなたはもう知っているし、みんなも知っているから
隠れたあなたが見たいんだと思う。

だから、逆に仕事して日常に馴染んでる姿を想像できない相手には
その顔も見たくなる笑

本当の自分
なんてなくて、いろんな顔を持っていて、全てがその人。
だから、本当のあなたを見たい、って表現は違っていたと思ったんだ。
いろんな顔が見たい。隠れた顔が見たい。

だから、意識飛ばして覚えていなくたって
そうしないと出せない部分なのかもしれないし
見えたら嬉しい。

…で、私は嬉しいけど、相手はどうなのかしら
という問題。

私に吐露したところで、解決するわけではないけど
軽減されているなら私は幸せである。

だから、心配せずにドンとこい、なのだ。

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