2ntブログ
2010.06.07 そういうわけ
最近、記事が書けないのは、色々とSMのこと考えてる余裕がないから。
妄想したり、計画したりしてる間もないから。

そんな時間もなく、SMやってるから。
考えたこともすぐに、動いて消化して、もう新しいことに目が向いてる。
その繰り返し。

出勤も減らしたし、余裕できるのが普通だよね。
それなのにないっていうのは、理由なんて明白。

私に新しく奴隷ができたからだ。
エネルギーを注いだ。注いだ。

そうさせるのもマゾの力。
私にこんなにやる気にさせるのもマゾの力。

顔見てるとむらむら、むらむらしてくる。
組み伏せたくなって、湧き出てくる。
なんていう顔するんだろう。
どうしたら、あんな顔できるのかしら?


私でいっぱいいっぱいにして
容器の中を満杯にする。

そうしたら、振り幅が大きくなる。
喜びも辛さも苦しさも嬉しさも
全部の振り幅が大きくなって
一言で
指先で
視線で
どこにでも持っていける。
連れて行ける。

だから支配するのが楽しい。
これが支配するってこと。

2010.06.05 私の好きな本
好きな本…といっても、たくさんあり過ぎて絞れない。
ともあれ、私は山田詠美ファンなので、そこから挙げるとすれば…

しかし迷う。
敢えて一冊に絞り込むって大変だよね。

それでは、好きなフレーズがある本にすると
「ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー」
短編集なんだけど、その中で特に心に残るのが
ME AND MRS. JONES
の中の
「身体はね、お菓子のようなものなのよ。心はね、パンのようなものなのよ。ベイビー」

それから
「BAD MAMA JAMA」
「相手を落胆させないように気を使うことが恋の始まりならば、
相手を悲しませないようにすることは馴れ合いのルールであるということに彼女は今、気付いた。
そして馴れ合いは、愛というもののひとつの形なのだ。」

…というのも
私、高校生の時に国語特別講座をとっていて
その論文にこの2つなどを引用して、汗臭い論文を書いたりしたのよ笑
だから、少し思い入れがあります。

他には…
やっぱりベタに「痴人の愛」も「毛皮を着たヴィーナス」も大好き笑

最近読み直して、いいなぁと感じたのは
ツルゲーネフの「初恋」
ジナイーダの描写がすごい美しい。Sっ気のある、女の子で、主人公を翻弄する。
私、今アレキサンダーとジナイーダが出会った時の、ジナイーダと同い年なのよね。
最後の展開はお約束っといったらお約束だけど…
ジナイーダが鞭で叩かれるシーンは、いい。すごいエロい。

それから一番最近に読了したのは、犬の躾の本です笑

躾、強化の為に、ね。
赤い床に、赤いライト。
「東京タワーが見えたら、アルファイン」こと「都内唯一の非会員制SMホテル」ことアルファインの一室。
鞭を何回打ったかわからない身体を転がすと、その顔は抜けに抜けきっていた。
手探りで私の身体に抱き付くその抜けた顔を見ていたら、ちょっかい出さずにいられなくなった。

ぐいっと頬を抓ると、初めて、キチンと意志をもって言葉を発した。

「嫌!トマト嫌!」

え?
思わず、笑いが漏れてしまう。
トマトは私の嫌いな食べ物だけれど、彼にとったら好きな食べ物だ。

「なんで?トマト?」
「わかんない。トマトが浮かんだの!」

さながら、寝言に話しかけている気分である。
面白くて、更に頬を強くつねりあげる。
「痛い!トマト嫌!」。

つついたり、撫でたりしながらしばらく様子を見ていると
「どこ。ここは…アルファインだ。忘れてた。」
と彼は言った。

もう話ができるだろう。
「なんで、トマトって言ったの?」
「わかんない…」
「トマト嫌いじゃないでしょ。」
「トマトが浮かんだの。…多分、赤いから。」

床もライトも赤い。
だけど、なんでつねってトマト?私の嫌いなトマト?
憎しみが溢れていたはずはない。

「トマト嫌い。ご主人様トマト嫌い。だから僕も嫌い。食べない。」

嘘だ。
だってトマト好きじゃないか。
全然、意味わかんないんだけど、可愛いなぁと思って撫でて、つねって、また撫でた。
2010.05.18 魔鞭
同じ打撃系で痛みを与えるものでも
ケインと一本鞭では全然違ってくるんだから不思議。

一本鞭は不思議な力を持っています。
お仕置き、拷問にとどまらないんだよね。

なんでか、一本鞭で打ってると泣き出すM男君が多い。
溢れるように泣き出す。
床を濡らす程に流れ出て
髪の毛までビチャビチャになるくらいの涙。

その涙は塩辛くないみたいに、私には見える。

なんなんだ一本鞭。
一本鞭には何故か愛がこもるらしい。

嗚咽を上げて
その顔で私の足にすり寄られるのに
弱い。

私はM男に弱い。
すぐに可愛くって好きになっちゃう。

M男のことを悪く言いたくない。
それは優しいからじゃなくて、私の好み。
SM推進委員会として、助言してきましたわよ。

手首くらい軽く縛ってみたら?
でも、なにで?
ストッキングがやりやすいよ。
と。

そうしたらその女の子、
手押さえつけて上に乗っかったりはするよ
と言う。
なら話は早いじゃないの。

自信をもって、提案させていただきます!

それなら、今度は手首を縛って
上に乗った時に
「イったら駄目だよ。」
って言ってやりましょう。

あ、ああ、イっちゃう
って姿を楽しみましょう。
これくらいならハードル低いですし、組み伏せる楽しみが味わえます。

もし、もっとやる気があるならば、
イかせて下さい
とお願いさせましょう。

お願いさせるように誘導します。
寸止めを繰り返してから
イきたい?
とまずは優しく尋ねて
頷いたならば
じゃあお願いできたら、いいよ
イかせて下さい、お願いします
って言ってごらん
と道を作ってやるのです。

それでも恥ずかしがって言わないならば
上から退いて
手で追い詰めるのもいいですね。
快感に溺れてる時は、許容範囲も広くなるので
スンナリ言うことを聞くかも。

更に更に
繰り返して、彼に抵抗がなくなってきて
応用するならいろんな楽しみが待ってます!

自分でやってごらん?
だったり
足でやったり
自分でこすりつけさせたり
それを笑ってやったり

ここまでくれば、土下座させて、足の指を舐めさせるのも、そう遠くない!



S性の開花していない女の子へのSM導入に是非おすすめしたいのは、射精管理。
いきなり頭を踏んだりするより、ナチュラルだし、男を支配する感覚がよくわかると思います。

だって、よく
「彼氏がオナニーするの嫌だ」
とか
「AV見てるなんて、ひどい!」
だとか耳にしますよね。

だから射精管理ってナチュラルにSMの世界に入れるし
支配するってのがどんなことか実感しやすいと思うの。

っていうかカップルってよくやりません?
何日間射精しちゃダメ、って。
オナニー許可制にしたり。
かくいう私も、高校生の時のお付き合いしてた彼にもやってました。


貞操帯なんて着けちゃえば言うことよく聞くし、いいよ。
コントロールしやすく、支配下に置きやすいです。


まぁ…
既に支配下にいないと、貞操帯を付けること自体が難しいんだけれど。