2ntブログ
2009.06.10 私のSM遍歴6
高校を卒業した私。
そして高校時代お付き合いしていた彼と別れた私。

高校の間に見ていたSMの掲示板がありました。
何度かメールはした事もあった。

やっとSMをしてもいい環境が整いました。

だけど不安もあった。
だってSが何もしなかったらその時間は止まってしまいますよね。

当時私が考えた答えは
まず覚えなければ。

SMにおいてある程度経験のある人を募りました。
何も知らない子を一から調教したい、と思ってたけど
今はできないから段階を踏まなければと考えていた。

私は初心者だけど、それでもいい人。
でもカキコミには二日で100件以上のメールが来たの。自分を踏み台にしてくれれば、って。

だから正直話すと、この時にプレイしてた人とはパートナーというか
私のステップアップの為だった。

それでも没頭した。
今日出したら駄目
の言葉、その時の表情を思い浮かべて
一日過ごしたりした。


プレイの初めってやりにくかったなぁ。
だって人間にする事じゃないじゃない。笑

抵抗があったの。

それが何度も続けると平気になってくる。
こいつにはやってもいいんだ、って頭に刷り込まれていく。
それを感じた時に
これが調教ってものなのか、と思った。

私がそう調教されるのと同時に相手もきっとそうだっただろうと思ったから。



シオラに入って暫くしたら
前のパートナーからメールが来た。


偶然サイトを巡っていたら見付けて驚いた
しつこくするつもりもないし
第一、今更合わせる顔もない

偉そうな事を言うようだけど
陰ながら応援している


というような内容だった。
私は前からルイ子という名前を使っていたの。

図々しくお店に現れないあたり
さすが前パートナーだっただけあるじゃないか、
と嬉しかった。

あの時のはちゃめちゃな私を受け入れて
ついて来てくれて感謝してる。

あ、今もはちゃめちゃですね笑
皆様ありがとう。



なんだかこうして振り返ってみると高校を卒業したくらいからの私は激動だ。
こうしてシオラに来て、まだ二ヶ月程度なのに
シオラがなかった頃の私の方が実感を持って思い出せない。
それ程のめり込んでる。


それから振り返って思ったのは
私はそれがSMだと認識していないうちから
ずっと日々SMのことで頭がいっぱいだったって事。


こうしてうだうだ書いてるけど
本当はただストレートで、単純。


だってSMしたいだもーん!

私のSMの最終目標が
クラブで働く、ではないのは言うまでもない。

私は私のやりたいSMにたどり着いて満足できる為に今SMやってる。

その瞬間をたまらなく欲しているのである。




というわけで取り敢えずは
SM遍歴、完。

長い間かけまして御静聴ありがとうございました。

次も何か一つ長い間かけて書いていこうと思います。
2009.05.29 私のSM遍歴5
さぁ続きですよ。



「足の?」

と言ったクラスメートに
本気になった私。

「うん。できる?」
「んーその場の流れなら…」

こいつ本当にマゾだったんだわ。

私はこの時も中学生程ではないけれどBoysLoveを読んだり書いたりしていました。
クラスメートの男の子達に名前をつけて、小説をノートに書いて
まわし読みなんかもしてたの。

みんな
誰々と誰々の組み合わせがいい…
とそれぞれ好みがあって
それぞれがそれぞれの好きな組み合わせを書いていた。

私はAがとことん辱められるものを書いていて
みんなに「これは可哀相!」って言われてた笑

だから
ああ 私の勘は当たってたんだ


と思った。
やっぱり虐めたいって欲求をマゾは誘うのね。


「じゃあさ、そういうところでそういう事したいと思うの?」
「…ん…まぁ…」

このあたりからAの顔が紅潮しているのがわかった。
その姿は私の欲望を煽る。
床に押し倒しちゃいたい。

「私とだったらできるよ。お得じゃない?」
「ちょっ…待って待って、それ本気で言ってるの?」
「本気だよ。いいじゃん。」

ペンを持つ手が震えている。
その顔が好き。

「え、どっきりとかじゃないの?」
「本気だって。いいでしょ。」

私はきっとニヤニヤと笑っていたでしょう。
繰り返し迫るとAは戸惑って

「待って待って、また後で…メールとかでして」
「わかった。」

そう。
この一連のやり取りは授業中だったのだ。

前を向き直した私の背を彼はどんな気持ちで見ていたのか?
もう一度ワイシャツに透けた色を見ていた?



私は制服が好きだったので現役の間に制服の男の子を縛りたかったのね。

後日放課後に待ち合わせて、ネクタイで縛って
いかせました。

暫く関係は続いたんだけど
楽しかったなぁ。
今では内容的にも満足いかないから関係は切ってしまった。
同級生というのがまた良かったのだったし。

今でも思い出すと浮かんでくるのは
あの時のAの動揺した姿。
小刻みに震えて、高揚した表情。
それからネクタイに手をかけて
いつも目にしてた制服のワイシャツを脱がせてズボンを脱がせて…
戸惑った顔。
扇情的。





それではここまで。
次回で最後かな。
2009.05.27 私のSM遍歴4
それでは続きです。

高校で付き合った人のおかげで、S的欲求を実際男の子に向ける事を知った私は毎日が欲望の渦にまみれていた。

クラスの男の子を縛って犯したい!
と欲求がすごかった。

私はセックスが好きではなかったので、とにかく男の子をいかせたかった。


そして実際にやった。
私の高校は割と性に対して否定的だったので
バレたら大変だったし
男の子も皆遠慮がちだった。

だから慎重に。
おそらく今でも知る人はいないのではないだろうか。
(といってもこれから話す内容は割合大胆である。笑)


一人の男の子の話をします。


その時はもう高校3年生だった。
クラスメートの男の子A君はMだと知られていた。
最近の高校生はSだとかMという話は大多数がしますね。
誰々はマゾだから、サドだから…なんてみんな言います。

よく
サドの男の子がこの高校にはいないー
なんて女の子達は言っていた。

そんなふうにとても軽く扱われていたの。

「ルイ子さんってドSらしいよ」
という話はなんとなく広がっていたらしく、面識のない人に言われた事もあった。
それはポーチの中に忍ばせていた手錠が見つかった事があったからか。

Aと席が前後になった時に
何とは無しに
「Aがエムってマジ?」
と振り返って聞いた。

後から聞いた話だけど、この時Aは白いワイシャツから透ける
黒とピンクのチェックのブラジャーを見ていたらしかった。
夏服だったの。

そんな折に突然振り返って聞いたものだから驚いたらしい。

「え、まぁマジかな。」

私は当然信じない。
こんなところに本当のマゾがいるなんて思わなかった。
みんなふざけて軽く言ってるだけだ。

私もそういえば…と思って「ノリ」で聞いた程度だった。


「どのへんまでいけるの?」
「どのへんて?」
「縛るとか目隠しとか」
「んーいけるかな」

この程度ではあまり驚く事ではないが
クラスメートの男の子の口から出てくるとまた違った。

「指を舐めるのは?」

私は本当は足を舐めるのは、と聞きたかったけどできなかった。
普通の人にはひかれると思ったから、
なんとなくぼかしたのだった。

しかしAの口から
「足の?」

という言葉がでてきてから、
私はきっと椅子に座り直したんじゃないかしら笑

あ、いけるかも


と私の中でふざけたノリではなくなったのだった。





いいとこだけどここまで。
次回更新は早めにしますね。

切り替えて授業に向かわなければ。
2009.05.16 私のSM遍歴3
それでは前回の続きです。


中学生の時にお付き合いしていた男の子に対して
私は果たして本当に好きなのか?
好きって気持ちって何?


といった感じであまり好きではなかったようでした。

私は男の子に私よりも全てが上である事を求めていましたが
全てが上なんてなかなかいませんよね。

勉強も運動も…

そうでないと
付き合う=女が下
だと思っていたので
納得ができなかったのです。


前回の記事で、私はBoys Loveにはまっていたと言いましたが

書き忘れていました。

自分が上でも構わない関係…
という観点から中学時代の私は同性愛に走っていました。

だから私のファーストキスは女の子。
ディープキスも女の子。


布団の中で体を愛撫もしていましたが
決定的な場所には触れていませんでした。

甘えられるのがとっても好きだった。
私がパソコンをいじっている時に足元の床に座って腿に頭を乗せて
同じ画面を見ていた時間はとても嬉しいものだったの。


そのまま高校生に上がって
お付き合いを始めた人のおかげで
その感情が男の子に向く事ができると知りました。

ソファーに座って足元から甘えられるのが私はとっても好き。
それを男の子からされるのって
すごくいいじゃない!

と新しい形を見つけたようだったの笑


その流れでS的感情が彼に向いた。

彼は大学生だったので本来上である立場の人を
下にしてしまうのは背徳を感じてとても刺激的だった。

私は二回目の情事で彼の手を縛っていました。


中学時代にBoys Loveにはまっていた私は
アナルにも指を入れたりもした。

嫌がっていたはずなのに、入れてと始めて言われた時は良かったなぁ…
言い直させてから入れました。

あれはアルファインだった。


次回は高校時代の詳しいお話。
それでは次回で。
2009.05.11 私のSM遍歴2
それでは先日の続きです。


妄想物語とは繋がっていなかったけど、高学年になると男の子をいじめるのが私の楽しみになっていた。
やっぱり一番好きだったのは土下座。
それも、単にさせるのじゃなくて何かと理由をつけるの。

一番簡単なのは物を取り上げて返さない。
背中に回して
「返して欲しい?」
と聞く。

ニヤニヤとサディスティックな顔をしていたでしょう。

返して
という男の子に
言い方があるんじゃないの?
と更に追い詰める。
返して下さいお願いします、と頭を下げるまで続けます。


男の子一人を女の子が円をかくように囲んで
その子の物を
取りに来たら投げる、を繰り返して遊んだ事もあります。

これが今でも私の中でいい思い出になってる。
深く印象に残っているの。
ほらこっちだよ、といって囃すのが楽しかった。

物を遠くに投げて
とってこいポチ!
というのもやった。

これらは同じ男の子にやっていたんだけど
その男の子覚えているのかしら…?




それから中学生になって
性の知識もついて
私の欲望が遂に男の子に向くようになる。

しかし、固定観念のせいか妄想の中で攻めるのは私ではなかった。
女の子は男の子に頼ったり甘えるものだと思っていたの。

そこで私のはまっていたものは、今では有名になった
BOYS LOVEというやつ。
男の子同士が愛し合うもの。

これなら、攻められる男の子がたんと見られます。

私の好んだのは「鬼畜」と言われるもの。
初めて畳に縛られて転がされた男の子を見た時は食い入るように見つめ、ページをめくった。

攻められる男にスポットをあてたものって少ないですよね。
やはり男性に向けての媒体が多いですから…

SMのビデオにしても焦点は女王様でM男性ではありません。

私はM男性の様を見たいのになかなかそのようなものはありません。

だから私は今でもゲイにむけての映像など見るの笑
だって辛い顔とか気持ちいい顔が見られるのって
それくらいしかないんだもの。


皆さん他にご存知?笑


男性には性に関する媒体が豊富で、羨ましいわ。



話が今の私にズレてしまいました。

当時中学生だった私には
自分の欲望が攻められる男性に向いているのには気付いていたけれど
自分が苦痛や快楽を与える、女性が与える
という発想には至っていなかった。


これが高校生の時に気づくの。






それでは今回はここまで。