2ntブログ
2012.09.10 塩ケイン
先日、念願の塩ケインプレイを七さんとダブルでやりました。
プレイの様子を動画で撮っていたんだけど、これが面白い。
笑っちゃう。

一番の見所は、
お尻が傾くと打ちにくいのよ、動いたらダメ!と注意した後にも、お尻が傾いて…
私が、ねぇ傾いてるように見えるんだけど、と言ったら、
なんと

「き、気のせいじゃないでしょうか…」

とマゾが言った!!!!!
ところ。

さて、マゾの皆さん、この発言がどんな事態を招くのかは想像ができますよね?(笑)

はー!?
と、七さん曰く漫画のような顔になった後、二人でネチネチ責められます。

気のせい、って我々が頭悪いみたいじゃない?
と七さん。

何?気のせいって私が間違ったってお前言いたいわけね、許せないわ、お仕置きだね。

太ももの裏の痛いところを叩かれることになります。

だけど、二人して意地悪。太ももの裏を叩いてマゾがギャーギャー騒いで、喚いていたら
「そこ、ルイ子さんが叩いてるの、太ももの裏じゃなくて、お尻じゃない?」
「そっか、太ももの裏かと思ったんだけど」
「気のせい気のせい」
「気のせいか~、私すぐ間違えちゃうからなあ」
と気のせい返しです。


その後もしつこく、気のせい気のせい、私間違っちゃうな~、と叩いて、虐めて、面白かった(笑)
マゾが泣き入りながら、申し訳ありませんもう二度と言いません、許してください、と言って、二人して笑ったなー。

それと面白かったところ。
最後の最後に、塩水につけた棒(ケインじゃない)で30回でほんとに終わりにしてあげる、となったところ。

「お願いですから、ひ、ひどくしないで下さい」
「大丈夫、安心して。私が今まで酷い目に合わせたことなんてある?」
と聞いたら
「はいぃ…!(迫真)」
って言ってた(笑)
動画見てて噴き出しちゃったな。

複数のプレイは調教、とは雰囲気変わって、マゾをいたぶって玩具にして遊ぶ感じで楽しい。
猛獣の檻に放り込まれた獲物、って感じになりますね。


塩ケインは、意外としみない、と言うか麻痺しちゃってわかならない?みたいだったので
傷だらけの、お尻に塩を揉み込んでみました。のたうちまわってたー。

以下、ちょっとグロい画像になります。
注意して下さい。











赤いお尻と、塩持った私の変なコントラスト。
お肉焼く時の下ごしらえみたいで面白かったー。

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塩を揉み込んだ後だから、塩が血を吸って、血が渇いてる!
2012.06.20 鼻栓のその後
先日の記事、「鼻栓」のその後です。

いつもネットで買い物をする時には、届け先を私の奴隷の家にしているのですが
今回も奴隷の家にしていました。

ところで、私の楽天の履歴面白いよ。

ガスバーナー
レザーのスカート
水泳用鼻栓

よくわからない羅列。


今回は代引きで買ったのだけど、奴隷に渡したのかどうかわからなくなっていたので
「あれ、代引き料金渡したっけ?」
と聞いたら、宅配が届くことも聞いていません、と…。

届くのよ!

「あの…何が届くんですか?」

かくかく然々説明したらば

「あ~…」

どうせSM道具が届くと思っていたんですが
不在表が入っていて、送り元の名前が「アクア○○」だったんですよ。
これはルイ子様のじゃないな、自分のコンタクトかと思ってたんですけど、
アクアってそのアクアだったんですねー!すごい納得!

って(笑)

カラビナ買うのに、石井スポーツで買ったら家にDMが届いたり
なんで!?この店から?
みたいなことがSM道具を揃えようとしてると起こりますよね。

鼻栓を買う時もレビューを「フンフン」と読んで、買いました。
全く水が入ってこない!サイズが調節できる!
とか。
全く鼻からは息ができないから、私には苦しかった、とか。

おお。いいじゃん!
ってね。


ということで、無事に鼻栓は届きました。
実践して使い心地をまた報告するかも?
マゾには強い個性を持ったマゾが多く、その個性が強い程に私は、ワクワクしてしまいます。
今回はそんなマゾの書いたコメントに寄せて、記事を書きます。
「幸福の追求」という記事にもでてきた、マゾのコメント。

前回このマゾの陰嚢に焼きごてをしてから、コンスタントに来ていたのが間が空いたので、トラウマ与えたかと思って心配していたのだけど(笑)
どうやら、体調を崩していたらしいです。
ぶっ飛んでて面白いから、エピソードもたくさんあるのですが、それらは我慢して、取り敢えず、本日はコメントを。





フランス西部のル・マンと云う街に在るサーキットは、世界最長を誇る6kmものストレートコースを有します。
其の終点に存在するカーブをクリアするには、約290kmの速度から70km程に減速しなければ成りません。
減速距離が短ければ短い程、コース1周当たりのラップタイムが良い事になります。
どの時点でローギアに入れ、どの時点でブレーキを蹴るか。
総ての思案は自己責任に於いて成されるので有りますが、死の影が散らつく恐怖との闘いとも云えます。

強烈な重力変化により、身体中の血液が前面に急速移動。
眼球の毛細血管が限界付近まで膨張し、視界が淡い紅色になります。

苦難や葛藤を乗り越えた時の達成感や自己肯定。
そんな物には興味が有りません。

私が欲するのは、極限な環境に身を置いた時の感覚、広がる風景。
其れは、必ずしも悦ばしい事ばかりでは無いのですが、
求めずに要られ無いのです。

私に取っての幸福の追求。

前々回のセッションにて、陰嚢への焼きごて。
強烈なショックと供に、貴女とならば、求めている境地、
その先の景色迄、目にする事が出来そうな気がしました。

醜い傷跡を見ると、そんな自分が恐くなるのですが。




其の三ヶ月後、ドイツ北西部に在るニュルブルクリンクでクラッシュを起こしました。
山肌を縫う様に配されたコースは、非常にトリッキー。
故にTeufelin ring = 悪魔のリンクと称されます。

1周約20kmの深夜のコース。
右脚に呼応するエンジンノート。
ヘッドライトに切り抜かれた疾走する情景。
此等が脳内で共鳴し、あるリズムを刻み始めると抜け出せなくなる。

此のまま身を委ねていたい衝動。
自制を求める切迫感。

減速を即すアラームが鳴り響き、レシーバーからは制止を求める悲鳴。

今、この波に乗らなくて、何時載ると云うのか。

其の時、私が下した判断は、眼を閉じてアクセルを踏み続ける事。

結果の代償は、計り知れない物かありました。
多大なる損失を関係者に与えるに至り、漸く覚醒したとの思いに有ります。

独り善がりの愚かさ。

でも、求めずに要られ無い。
然もなくば、生きている意味が見出せない。




二件のコメントから一部抜粋しました。
私の気に入っている部分は「強烈な重力変化により、身体中の血液が前面に急速移動。
眼球の毛細血管が限界付近まで膨張し、視界が淡い紅色になります。」というところ。
私はこんな経験はしていないけど、SMをしている時、ひたすら加虐に専念している時の感覚と似ているような気がします。

SMの楽しみには色んな楽しみがあって
調教して、思い通りに変化、コントロールする過程を楽しんだり
貶めていくことを実感して気持ちよくなったり
支配していることを感じて満足したり
色々ありますが

ひたすら、破壊に没頭している瞬間も気持ちが良くて、そこには思考が入り込む余地がないです。
頭が、カーっと熱くなって涎が滲み出てくる。
目は開いて、口元はきっと笑っていると思う。

私は、強烈な痛みを与えるとき、勿論そうする瞬間も大好きだけれど
今からするぞ
と寸での時間も大好き。
私が凶器を手にギラギラしていると、目前には恐れて震えながらも、逃げないマゾがいる。
痛みに足掻いて、叫ぶけれど、痛みを跳ね返そうとはしない。
存分に苦痛に沈んでいるのがわかる。

そこに、更に積み重ねていく楽しさといったら、ない。

そういう空間がこのコメントでは、よく表現されている。

その魅力は「死」の影なのだろうか。
私も思考も入る余地のない、赤く染まる空間でおきる快楽がないと駄目みたい。
プレイしていて、またプレイ終わって「どうしようもないなぁ」と思うことがある。
ホント、どうしようもないね
と発言することが度々あるのだけど、それって誉め言葉。

呆れるくらいに変態で、SMが好きで、気持ち良く幸せになっているの。
それを見ると、こんなことで気持ち良くなっているなんて、どうしようもない変態、と思うのだけど
嬉しく思う。
プレイの間は必死で今にも逃げ出したそうに震えたり、叫んで被虐に染まるのに、終わったらスッキリした顔で
「良かった。」
と言うのね(笑)

そんな救いようが無いような、貪欲なマゾって大好きだ。
「どうしようもないマゾ」と思う時って幸せな時。

こちらの予想を超えるような場所で気持ち良く幸せになってるんだもん。
私も、マゾの予想を超えたい。

先日、ハードなプレイをしていて、ガスバーナーごおおとかいってね。
そしたら、マゾが貧血を起こした。
さっきまで、逃げようともがいて叫んでいたのに貧血が収まった時に言ったのが
「ああ、もったいない、楽しいところだったのに」
だった(笑)
もう、どうしようもないなーこのマゾ!
と思って嬉しかったな。

さっきまで惨めにされて不様に笑われていたのに、射精した瞬間に
「サイコー!」
とかね(笑)
本当呆れるよ。
そういうのって大好き。

どうしようもないマゾ!変態!
っていろんな場面で思えるのって、恵まれてる。

どうしようもない奴、来たれ。
どうしようもないお前はもっとどうしようもなくなろうよ。
私もどうしようもないから。
長年、SM遊びをしている人はやっぱり遊び慣れている。
面倒なことにならない範囲で、楽しく。
女王様を乗らせるのにも長けているし、自分の好きなプレイもよく把握している。

楽しくて面白いんだけど
長く付き合っていると、それでは満足いかなくなってくる。
面倒じゃない範囲、というのを超えたくなってくる。
SMクラブの女王様の範囲を超えて、もっと近いところにいってその人のことを知りたくなる。

だって、私、普通に「人」だから、段々と愛着や好意が深まってくるのだ。
そして、もっと近いところにいって、もっと支配して、もっと気持ち良くなりたい。

きっといろんなことがあって、ただの無防備な状態ではなくなっているんだと思うの。
慣れていない人でも、初めから、怖がって一線引いてくる人もいる。
それは当然のことと思います。

その一線を越えてみたらやっぱり面倒で、一緒にいることがしんどくなることもあったけれど
美味しく遊べる範囲だけだと、限界がある。

一人一人との付き合い方には、適切な居場所というのがあると思う。
いままでの付き合いだと、しんどかったのに、こういう付き合い方にしたらしっくりきて楽しかったなんてことがよくあります。
だから、この子の居場所はどこなんだろう、どう付き合ったら楽しく付き合えるかなと考えます。

その範囲は一度近くにいってもがいていてから見つけることに意味があるように思うの。
初めから、安全圏で遊ぶんじゃなくて
そこを飛び出てしんどいながらも、見つけていきたいな。

だから、しんどくて泣いたり、怒ったりすることもお互いあるだろうけど
まぁ、そういうのも幸せだと思うんだよー。
それだけ熱中できるのって、楽しい。退屈なのが一番嫌だ。