2ntブログ
2012.02.26 迫る
ほっこりするような話だけでは面白くないですよね。
毒がないと、面白くない。

ある日の車の中、秘書奴隷に「手紙もらったんだよ」と話をしていたら
「手紙はいいですよね~」
と話が展開していった。

そこで思ったの。
手紙を目の前で破ったら酷くない?

人に非ずって感じよね。

大事にしたためた思いが乗った、言葉。
ただの紙一枚とは違う。

それを、目の前で破かれたら、どう?
喜んでくれるかな、と前々から用意してきた自分の想いを、千切られたら。

私も人ですからね「酷い」と思うの。
寧ろ、そんな酷い、って強く思う方かもしれない。
だけどその酷い、やるべきじゃない、って気持ちが強い程それをやった時の
快感と興奮が大きくなる。
自分の中で「酷い」が「気持ち良い」に変わってしまうの。

よく、こんな怪我の仕方しました、って痛そうな、むごい話を聞くと
「いやだー、ひー」
って耳を塞ぐでしょ。
その抵抗感。それが焼けるような快感に変わる。
頭が、カーっと熱くなってギラギラと光る。

酷いことよくできるよね
って言われることあるんだけど
私だって、正常な精神だったらできない。

例えば、爪を剥ぐの
ああ、痛そう、酷い、嫌だな
って気持ちがあるんだよ。人がやってるのを見たら「いや~っ」ってなる。
でも自分だと、その「いや~っ」に踏み込む瞬間がものすごく気持ちが良いし
とりつかれるように、その行為に没頭してしまう。
精神でも、肉体でも
むごくて、痛々しく、目や耳を塞ぎたくなるようなことに踏み込むのに興奮する。

そして、そんな焼ける快感を求めるマゾが好きだ。
私と同じくらい、私よりも強く強く、そんな快感を追うマゾにたくさん会いたい。

そうだな
崖に手をかけて落ちそうな人がいたら
その指を外すことを考えるとどうも、興奮する。
逆に、外されることを考えたら、どうしようもなく興奮するような
そんなマゾが好き。

そんなマゾと出会うと、どうしようもない、頭おかしい
と思いつつ、たまらなく嬉しく、いとしい。