2ntブログ
2020.06.15 侵していく
陰鬱とした部屋で、身動きできずに汚されて、尊厳も体力も存在も少しずつ削られて、諦めて横たわっている男がいる。
初めの頃に見られた抵抗も今は見られない。私は男に再び近付いてチラリとだけ顔を見た。その顔を跨いで立って、顔の上へ座ろうと腰を沈め始めると、少しだけ抵抗するように呻きながら首を動かす。

そんな反応、私を楽しませるだけなのに。

私は敢えて男の存在を無視するように、語りかけたり目線を送ったりしない。人格を徹底的に無視して蹂躙したいのだ。
私のお尻の下にいるだけの、私の気分次第で息ができる小さな存在だってことを身体にゆっくり教え込んでやりたいのだ。時間をかけて、少しずつ徹底的に。じわじわと追い込んでいけば、過程の全てが堪能できるでしょう?

私は顔に座ったまま何も告げず、ショーツの上から再び排尿を始めた。溺れるような声が下から聴こえてくる。染み出してくるそれを顔にある全ての穴に注がれて、表面は浸されて、息も私の濡れたショーツ越しにしかできない。
必死に呼吸しようとするのを無視して私は座り直して、テレビに視線を送り直す。それからまた水を飲む。男は、動かない身体を必死に動かそうとしながら、抑え込まれた溺れた声を少し響かせている。寛ぎ直した私に男は絶望しているかもしれない。

においと液体に侵されていることでしょう。汚れて、乗られて、逃げられずに、惨めな思いをしてるだろうか?
ゆっくりと寛ぐ私の下で、男が苦しみ喘いでいると思うと気分が良くなってくる。

何度も屈辱を与えてあげる。
私の汚物に塗れて、惨めさが自分が受けるべき境遇なのだと諦める迄、何度も。何度も時間をかけて。

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