2009.09.14
ゆめうつつ1
小説を書いてみようと思います。
「彼女ができたから何もしない。」
という言葉は、自分の罪を軽くしたいからなんだろうと思って「わかったよ。」と返信した。
卒業してから2度程プレイらしき事をしたけれど、前回からは半年が経っていた。大輝は相変わらずで、真面目にも付き合っている間は何もできないと言った。
それなら、何も期待や欲がないなら、こうして私と会う必要などないはずだ。
ひそかに期待をもっているから約束をしたのだろう。私は希望通りに理性を飛ばしてやるつもりで来た。
私自身、やってくれとお願いしてくるよりも、できないと言われる方が燃える。
いけない、ダメと言いながら強く抵抗する身体に刺激を与えて、その力がゆるんでいく様が見たいのだ。弱々しく倒されていく身体をどう虐めてやろうかとたくらんでいると涎がわいてくる。それから、言ってやりたい。
「どうして欲しいの?」
軽くお酒とご飯を食べた後カラオケに行った。そこで、最近私におきた性的な話をしてやると大輝の顔は赤らんできて
「もう、話さないで。」
と言った。
そう言われて話さないSがいると思う?
笑ってそれを無視して話を続けていると、落ち着かない姿がよくわかる。目を合わさないようにしているくせに、時たまチラリと見る。その目は欲情を露わにしているのだ。
(明かりの中で裸にしたらね、恥ずかしそうに背を曲げるの。膝を閉じて身体を精一杯隠すようにして。
だからバンザイしてしっかり見せるようにいったら
何もしてないのにね…)
話は特にものすごい話ではない。インターネットを探せば似た体験談などはすぐに見つかるだろう。
だけど大輝にとって、それを目の前のこの女がやっているということは非常に刺激的なのだ。
恐らく彼の頭にはリアルに私と誰か知らない男との様子が浮かぶのだろう。
「…もうやめて。」
「どうして?」
「やばいから。」
私は組んでいた足をくずし、宙にハイヒールを見せるようにあげて脱ぎ落としてから、恐れるように凝視する彼のジーンズにそれを乗せた。
「ダメダメ」
足をどけようとする手は震えているでしょう。可愛い。
もちろん素直に足を退けるわけもなく足を移動させて、彼の股間を布越しに踏み付けた。
想像していたようにそこは固い。
その癖にまだ私の足を退けようとしている。でもそれが全力じゃないのはわかっている。
「…あ、ダメだってっ」
「なんでよ、こんなになってるじゃない。」
顔を覗き込みながら足をグリグリと動かすと遠慮がちに声がもれて、足を退けようとしていた手はただ添えるようになる。まるで大事なものを崇めるように。
足を動かす度に声が出てしまう。私は笑いが込み上げてきてしまう。
「ふふ、恥ずかしいの?」
「ぁ…そんなにしないで、」
大輝は感じ始めると、普段の彼とは変わって言葉が弱々しくなるのだ。
ジーンズのボタンを開けて、パンツをみると、そこにはうっすらと濡れた染みがついている。
「あーあ、濡れてるよこれ。」
布越しにつまみ上げると身体がビクンと震えた。
私はそうして、目を合わせようとしない顎を掴んで上を向かせて、真っ直ぐに言ってやる。
「ホテル行こうか。」
「でも」
「いいから、だってもう出さないと我慢できないでしょう。」
そうやって言い訳をつくってあげる。
「彼女ができたから何もしない。」
という言葉は、自分の罪を軽くしたいからなんだろうと思って「わかったよ。」と返信した。
卒業してから2度程プレイらしき事をしたけれど、前回からは半年が経っていた。大輝は相変わらずで、真面目にも付き合っている間は何もできないと言った。
それなら、何も期待や欲がないなら、こうして私と会う必要などないはずだ。
ひそかに期待をもっているから約束をしたのだろう。私は希望通りに理性を飛ばしてやるつもりで来た。
私自身、やってくれとお願いしてくるよりも、できないと言われる方が燃える。
いけない、ダメと言いながら強く抵抗する身体に刺激を与えて、その力がゆるんでいく様が見たいのだ。弱々しく倒されていく身体をどう虐めてやろうかとたくらんでいると涎がわいてくる。それから、言ってやりたい。
「どうして欲しいの?」
軽くお酒とご飯を食べた後カラオケに行った。そこで、最近私におきた性的な話をしてやると大輝の顔は赤らんできて
「もう、話さないで。」
と言った。
そう言われて話さないSがいると思う?
笑ってそれを無視して話を続けていると、落ち着かない姿がよくわかる。目を合わさないようにしているくせに、時たまチラリと見る。その目は欲情を露わにしているのだ。
(明かりの中で裸にしたらね、恥ずかしそうに背を曲げるの。膝を閉じて身体を精一杯隠すようにして。
だからバンザイしてしっかり見せるようにいったら
何もしてないのにね…)
話は特にものすごい話ではない。インターネットを探せば似た体験談などはすぐに見つかるだろう。
だけど大輝にとって、それを目の前のこの女がやっているということは非常に刺激的なのだ。
恐らく彼の頭にはリアルに私と誰か知らない男との様子が浮かぶのだろう。
「…もうやめて。」
「どうして?」
「やばいから。」
私は組んでいた足をくずし、宙にハイヒールを見せるようにあげて脱ぎ落としてから、恐れるように凝視する彼のジーンズにそれを乗せた。
「ダメダメ」
足をどけようとする手は震えているでしょう。可愛い。
もちろん素直に足を退けるわけもなく足を移動させて、彼の股間を布越しに踏み付けた。
想像していたようにそこは固い。
その癖にまだ私の足を退けようとしている。でもそれが全力じゃないのはわかっている。
「…あ、ダメだってっ」
「なんでよ、こんなになってるじゃない。」
顔を覗き込みながら足をグリグリと動かすと遠慮がちに声がもれて、足を退けようとしていた手はただ添えるようになる。まるで大事なものを崇めるように。
足を動かす度に声が出てしまう。私は笑いが込み上げてきてしまう。
「ふふ、恥ずかしいの?」
「ぁ…そんなにしないで、」
大輝は感じ始めると、普段の彼とは変わって言葉が弱々しくなるのだ。
ジーンズのボタンを開けて、パンツをみると、そこにはうっすらと濡れた染みがついている。
「あーあ、濡れてるよこれ。」
布越しにつまみ上げると身体がビクンと震えた。
私はそうして、目を合わせようとしない顎を掴んで上を向かせて、真っ直ぐに言ってやる。
「ホテル行こうか。」
「でも」
「いいから、だってもう出さないと我慢できないでしょう。」
そうやって言い訳をつくってあげる。