「いつくらいから、SM始めたんですか？」
と聞かれる機会が最近多くて、シオラは4年半くらい前…と答えて、自分でビックリする。

色々自分の中で考えて、マゾをどう育てるかとか、調教していくとか、スキルとか付き合い方とか
どうしていったらいいかな？というのがいつもあって
それが楽しいんだけど

私の欲求ってのは、シンプルだなぁ
とプレイ中に思った。

私の力によって、私のせいで、男が苦しみ喘いだり、痛みに歪めたり、怯えたり、泣きそうになったり
その様を見るのがすごく興奮する。

私の手に伝わる振動とか、感覚が気持ち良い。それとともに叫び声があがると、じわりと弛む。

抵抗して暴れて憎まれる相手に無理矢理するのではダメなんだよね。
あくまでも、その苦痛を受け入れていないと。

痛み
という味を十分に感じて味わって、溺れる姿を見ていたい。

逃げたい、と助けを請われるのを潰したい。
恐怖で震えて、涙が滲むのをいたぶりたい。

って、多分、ずーっと
変わらず消えない欲求なんだな、
って改めて思ったの。

なんで改めて思ったかっていうと、プレイ中にそうして興奮したから。
それから触発されて、うずうずしてるから。

で、そのうずうずはSM始める前から、ずっとあるもの。
消えることなく、変わらないんだ。

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