2ntブログ
2011.04.16 偉い!
プレイをしなくなって、その後も一緒にいる子がいます。
その子は当然、私とプレイをしたいという気持ちがないわけではないのですが
私がもうプレイはしない
と話すと、しっかりとその言葉を受け止めて、
こちらがしんどくならない、居場所を見付けてそこで私と付き合っています。

本当にいい子です。

もし、私が
もう会いたくない
と言ったら、またそのまま受け入れて素直に引き下がるのだろうなと安心して見ていられます。


その子に
「えらいよね。私に迷惑かけない居場所に、自分がどうしたいかは、置いて、そこにいるんだもん。」
と話したら
「それは利他的に聞こえますが、僕はそんなに偉くないですよ。迷惑かけてしまったら一緒にいられないからそうしてるんです。利己的なんです。」

と言った。

いいや、迷惑かけたら一緒にいられない、ということ
迷惑かける、というのが、どういうことなのか
自分の願望とズレていた時に受け入れられるか
等々わかっているということが偉いのだ。

わかって実際に行動して
文句の一つも泣き言も言わないのが偉い。

私がそんなようなことを言うと

「違いますよ。僕がわかってるんじゃなくて、ルイ子様が、ここだったら居場所があるよと教えてくれたんです。僕はそこにいるだけです。」

と言った。

偉い!!

重ね重ね、同じ言葉しか出てこなくて、芸がなくて申し訳ないが
繰り返し言う。
偉い!!!

私がこの子と一緒に居続けられるのは
そんな理由だ。

私は実は、明確に居場所を示していないし
抽象的なことばかり、話していたのだけど
それを実際どうしたらいいのか
どう付き合っていけば、負担にならないか
場所を見つけたのは本人の力だ。

私は、そうそう、そこなら私は一緒にいられるよ
と後から意見したに過ぎない。

私が偉い偉い、繰り返してたら、彼を照れて笑い

「僕に自信がないからですよ。」

と言った。

うむ。
偉い。