2ntブログ
2013.04.16 Sは我が儘
女王様って、優しくないとできないよね
本当は優しいよね
とよく言われますけれど、確かにそういう部分もあるけど
根本には、浅ましいと言える欲求を持っている。少なくとも私は。

この男を私のものにして、心を奪って、思う儘にしてしまいたい。
言うことを聞かせて、それが本人の幸福となるようにしてしまいたい。
手の上で自在に苦しみ喘がせて、転げまわしてやりたい。
私という存在を一番に大切にさせて、運命握ってやりたい。

そんな欲求。

要するに、好き、にさせたいわけだね。
そうして思いきり苦しめたくて、その苦しみを受け入れさせて
その苦しみさえ幸福にさせたい。
いいプレイのプロセスってこれだね。

そんな強い欲求が消えないから、いつまでたっても飽きない。

この間、ケインで打ち据えてる時に思ったんだ。
困ったもんだな、我が儘だわ私、って、苦笑が漏れちゃう感じ。

打撃の好きなところはこの間も言いましたけれど、線を越えるところ。

激しい痛みに身体も心もそれから逃れて反発しようとする。
その状態って、メラメラやる気が出てくる。
受け入れさせてやるー!って。
私が与えるこの苦しみに反発するなんて、ダメでしょ、って、ね。
だから逆に、この慣らさない時間も好きだったりする。

実際に、受け入れに変わった時が、越えたな、という感覚をお互い感じているみたい。

そうなると、もっと激しい痛みを与えたいと欲する。
その繰り返し。

どうしてこうも、欲深く、浅ましいんだろ、性格悪いわ
と思うけど、
SMの時にしかやらないし、それがサドじゃない?

…って開き直って、これからも、どんどん楽しむつもりですけど。
困ったもんだねぇ。
今月はなんだかお仕置き月間だったようで、既に三人のお仕置きをしています。
みんな自分から申し出たんだけどね。
先日のお仕置きも楽しかった。

前にも書いたことがあると思いますが、お仕置き、というのは許す為にするわけですから、許す気持ちがなければお仕置きすらする気にもなれません。
本当に腹を立てた時は、しばらくそうなる。
怒りが治まってきたところで、スタートできる。

でも、お仕置きは、本当に腹を立てた末にやらないと、醍醐味は味わえない。
マゾもマゾで、本当に怒られてるから必死になるわけだ。

悪趣味だとか、意地が悪い、と言われるけれど
このマゾの切羽詰まった顔が大好きで、ああ、良いなと思ったら、私は怒ってる振りを続けてしまう。
すごく、小さくなっていくの、マゾが。震えて、濁りなく許しを請うてる。
残酷な気持ちがムクムク湧いてきて、興奮する。
この先どうしてやることもできるな、って、その時間が好き。

でも、これは意図的に起こすことはできない。
お仕置きの時間だけ起こそうと思ってもできるものではないですから。
「お仕置きは好きだけど、怒らせるのは嫌だ」と言ったマゾがいましたが、私もできることなら怒るようなことは起きて欲しくないです。
怒りが冷めないままだと、お仕置きまで辿り着かなくなってしまう。

でも、そんな可能性も起き得る、リアルな状況だからこそ、興奮するんだね。

恐怖の表情が見られるのもいい。

恐怖に晒されて逃げたくてたまらないところを、ぐっと踏ん張って、苦しみを受け入れている姿をよくよく見たい。

声が洩れる。
その声がね、すごくいいんだ。
あきらめて受け入れている。

マゾに言われて気付いたのだけど
そうだ、私、あきらめさせるのが好きだな。
「嗚呼」という、痛みや苦しみの時に出す声が、なんだかあきらめている声に聞こえる時がある。

お仕置きで打ち据えている時に「これ以上動いたら、もう止めるよ」と言った後の、痛みに洩れる「嗚呼」。

それから、切羽詰まって今にも、叫びだしそうな顔。

すごくね、意地悪になる時があるんだよね。
どれだけ、心を痛めつけられるかな、って。
苦しみを解放することもできないで、怒りをぶつけたくなったり、それも堪えて、なんて表情を浮かべたらいいのかもわからなくなって
とことん苦しみに喘がせたくなるの。

お仕置きはそんな末にある。
そこにしか、逃げ道がない。
私、隠していたわけではないのですけれど、お笑い番組が好きです。
いま一番好きなのは「怒り新党」

先日晴れて、我が家に録画HDを取り入れ、存分に見逃した番組を見ることができています。
それにしても、最近のテレビはSMネタが多いですよね。
以前から、この間どこそこの番組であんなSMネタが…と情報交換したり、面白いネタがあると、ついつい興奮して誰かに電話してしまったりしています。
普通の世界で、SMの話が出ると楽しい。普通の土台があるからこそ、特別感だったり背徳感が生まれます。
SMクラブで出会って、ホテルの空間で全裸になって土下座をするのと、日常生活の会社だったり学校だったりの付き合いの相手の前で同じことをするのでは全然意味が変わってきますよね。

それで、今回のお話のネタは、ガキ使、です。
大晦日の「笑ってはいけない」は見なかったのですが、そこで遠藤が女性に「調教ちて欲しい?」とメールしたことが暴露されていたそうで
調教ってどんなことすんの?と後日談で、更に突っ込まれるという内容だったんだけどね、
伏せられて何を言ってるかわからないところがたくさんあったのですが
「誤解して欲しくないのが、調教の最後には、楽しかったよ、ありがとう!またね、て笑えることが大事です」
という発言が面白かった(笑)

確かに、基本的にはそうだよね。
最中って本当死にそうな思いで、苦しみ喘いだりして、余裕なんてない。
この間、いつもケインプレイあそこまでやる相手のマゾは余裕なんですよね?と言われたけれど、いつもあそこまでいくのは必死だし、
あるマゾの発言には、1発受けた時は、なんでこんなとこに来ちゃったと思うんですよね~、ってのがある。
でも終わるとなんだか爽やな笑いを浮かべて、SMって楽しいね~またやりたいね
ってなるんだから、いい。
そこは確かに、愛好者でなかったら、誤解されるかもしれない。
自分が望んでやっているわけであって、導くことはあっても、無理やり連れ込んでやっているわけではないから、ね。

でも、愛好者の方は、わかると思うけれど、その望んでいること、の範囲ギリギリの限界にチャレンジしたり、強引に踏み出したりして、どう転ぶか勝負するのもまた楽しいこと。

そして、爽やかに終われないドロドロなこともあるけれど、でも、本当の本当の最後には、
毛皮を着たビーナスの最後に手紙が届くように、ボロボロになって終結した、後になって、幸せだったな、と思えるようでありたい。
うーん、でも二度とああいうのは、ごめんとも思うかな、でもだからこそ惹かれるんじゃなかろうか。

爽やかすぎるのも面白くない、やっぱり。
そこのバランスが難しくて、楽しい。
安全すぎては刺激が足りない。
あと少しで、台無しになる際が好き。
2013.02.11 「からの〜」
あるマゾが言いました。
「死を感じるような、拷問を受けたいです」
私はそれを聞いて思いました。

よ、よくそんなことが言えるなぁ…

しかも、「そう言う割にはヘタレなので、途中で、辞めて欲しいと言うかもしれませんが、辞めないで下さい」と。
そこまで言われてしまったら、張り切ってやっちゃうよねぇ。

お許し下さいと叫んでも、ダメ、と辞めなかったら、そのマゾが言った。
「お許し下さい、と言っても、辞めないで下さってありがとうございます。」
私はおかしくて笑ってしまった。
でもお礼を言われたその段階で、もうプレイをストップさせるつもりもなかった。
更に追い込んだら、今度はありがとうございました、と言われなかった。
「もう、二度と、そんなこと言いません。」
って(笑)

こんな風に、とことん追い込んで下さい、と希望され、
とことんやったら、二の足踏むようになる、ってことが何回かあるんだけど、そこまでやらないのと、どっちの方が幸せ、というか本当にマゾの為にいいんだろうなぁ、とそれから考えました。
マゾといっても全員が同じじゃないから、人によって違うだろうし、その時の盛り上がり方や、入り込み方で違ってくると思うけれどね。

奴隷達もふざけて「ルイ子様と、ソフトプレイがやりたいです」とか言うしさ(笑)

私はやっぱり、もうどうしようもない余裕のないところまで行った時が楽しいな。そして、すごく辛かったり、苦しかったり、痛かったりするんだけど、楽しかったなぁって分かち合えた時が一番幸せだ。
「もっといけましたね〜」っていうのが一番悔しい。

よく若者とか、お笑い芸人がいう「からのぉ〜」

ブレスコントロールが好きなマゾと話している時に、
もう限界ってところから、ルイ子さん、更にやりますよね、
からのぉ〜、みたいな
と言われ、なる程、と思った。
確かに、もっと、もっと、いけるはず、ギリギリが見たい、と思うし
そこまで、いくと、乗っちゃって、そこからが楽しくって、つい止められない。

どこまで、いくのがマゾにとって幸せなのかなぁ、と考えてみたはいいけれど
結局ノッてしまうとやらずにはいられないんだよね。
私がやりたいんだ。


新年明けましておめでとうございます。
蛇とはなーんの関係もないのですが、クリスマスプレゼントにもらったエプロンとミトンでベタなアレをやってみたので、載せたわよ。

さぁ、笑え!

今年も楽しいこといっぱいしようと思います。
よろしくね!