2ntブログ
2012.02.14 サドは天邪鬼
私は天邪鬼です。

これやりなさい
と言われるとやりたくない
と思うし
これやっちゃダメ
と言われるとやりたくなる。

って皆さんそういう傾向にありませんか?
宿題やろうと思っていたところに「やれ」と言われるとやる気なくす、、みたいなね(笑)

そもそも、SMってタブーを犯すことに快感があるわけです。
道徳や自立などの美徳を擲って、跨いだらいけないと言われる頭を踏みつけたり
頼りになる自立したオトナが、ワンワンお手、と言いなりになる。

仮に、犬がお手をしたってエロくないですね。
それと一緒で、いつも頭を踏みつけていたら、当たり前になっちゃってタブー感が薄まり、エロさを感じなくってしまう。
私達は、人の身体を跨いだらいけない、と言われる世界に生きているからこそ
頭を踏むこと踏まれることを楽しむことができるのです。

普通だったらできないことをやるからこそ支配を感じることができる。
強制は、できないこと、抵抗のあることに対してしかできません。
痛いことや、辛いこと、恥ずかしいこと、屈辱であること
それを何らかの形で(気持ち良くしてしまう、身体を作り上げてしまうetc)受け入れられるように変えていくのが面白い。

だから、「このプレイはできません」と言われると
そこに突っ込みたくてウズウズしちゃうのね。

で、逆に完全にできるようになったら、できないようにしたくなったりもする(笑)

例えば、女王様に嫉妬するマゾに会ったなら
嫉妬なんてしていいわけないでしょお前の分際で
と叩き込みたくなるし

僕はしっかり切り替えできます。遊びですから
というようなマゾには、グチャグチャの精神状態にしてやろう
とやる気が出る。

鞭を逃げて受けられないマゾには、キチンと受けられるように躾したいし
そうなったらなったで、受けられない部分を求めたくなる。

そうやって、状況によって欲望は流動的で
同じ相手に全く逆に働くこともある。
そう天邪鬼。
私の力によって、相手を変えてしまいたいのだ。

絶対的にこうであるほうが好み
というような部分も勿論あるけどね。

さぁ。これを知ったそこのマゾ
これで私を煽ったり、操ることができるんじゃない?(笑)



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