2ntブログ
私は水をぶっかけるのが好きで
今までもワインをぶっかけて遊んだりしてるのですが

一生のうちにこれはやっときたい、というのは
食事を作らせたり、コーヒーや紅茶をいれさせたりした
その汁物を
まずい
とぶっかける
というやつです。
ベタっちゃベタですね。

で、かけるパターンとしては
正面から勢いよくバシャとかけるパターンと
頭の上に高いところそそぐというパターン
が挙げられます。

マニアックですか?

正面にバシャとかけるのも気持ちいいんですよね。
今までで一番気持ち良かったバシャ、は
零してなくなったから飲み物持ってこいと命令して
持ってこさせた飲み物を受け取ってすぐに正面から勢いよくかけた時です。

上からそそぐパターンでやりたいシチュエーションは
正座をさせて、クドクドネチネチと言葉で責め立てて
罵って
お前は馬鹿なんだよねぇ、ほら馬鹿頭下げな
と言って床にこすりつけさせた頭の上からそそいでやるってシチュエーションがいいですね。
お前、お礼はどうしたの?
なんて言ったりしてね。

私、ネチネチと責め立てるの好きなんですよ。
悪趣味でしょ。
理不尽で残酷なのって、すごくいい。

で、そんな「ぶっかけ」についていろいろと妄想してにやついていて気付いたのですが
頭にかける、ってのがポイントだと思うんです。
顔面にかけるより、頭上からかける方が気持ちいいのはなんでだろう
と考えた結果、「取り返しつかない」からだと思います。
髪の毛から濡れてしまったら、拭いておしまいにならないですよね。
そこが重要だと思うんです。

この間二日目の時に顔面を真っ赤にして遊んでいたのですが
おでこのあたりとかまでグシャグシャにして
髪の毛まで汚すとカーッときて気持ちよかったです。

あ、それから
汁物じゃなくっても料理はこぼしたいですね。
目の前で見せつけるように床に零して
お前食べてみろ
と食べさせて踏みつけながら罵りたいです。

ああ、悪趣味。
以前、私は恋愛に近いところでSMをやっていると話したけど
そのことについて、ゆるゆると考えていたら
元彼の言葉を思い出した。

「ルイ子ちゃんは、ゲイのタチなんだよ。」

その時、うまいことを言うもんだなぁと感心した。
その元彼とは奴隷からスタートして、恋人のしてしまった子だったのだ。

そして彼は自称、レズのネコだった。


なんで、思い出したかというと
先日あれこれ事務所にてSM語っていたら
「好きだから虐めたい、ってご主人様とM女っぽい」
という話に及んだからである。

思い返してみれば
私は好きな男の子には所謂、ご主人様とM女っぽく接してきたような気がする。

可愛くて可愛くて仕方なくて
もうジタバタする程に可愛くて
目にいれたくて、食べちゃいたくて

それが性的になると
虐めたいになるのだ。

M男に対して、そういう部分は当然出てくる。


私の今までの恋の形というのは
可愛い!食べたい!
だったわけで
だから、SMと恋愛をくっきりわけることができないのだ。

中学生のころ
包容力のあるところが好き
と言われたが
なんも不思議に思わないで人に話したら
それって普通男の人が言われることだよ
と指摘されて驚いたものだ。


私はSでもあり、「タチ」という性質なのだと思う。

そこが、明確な線引きをしないことに関係しているように思える。
SMに模範解答はないと思う。
それは二人の間で、その瞬間に生まれるものだから。
正解なんてのは決まっていない。

鞭を縄を使う必要なんてないし
女王様が床に転がってダメな理由なんてない。

こうするべき
こうしてはいけない
なんていうのはない。

だって、タイミングによって、それらの意味は全く変わってくるのだから。

とらわれていたらつまらない。

こうあるべき姿という、いい女王様を追っていたら
それは無難なつまらない女王様になってしまう気がする。

誰の為にSMやってんの?
って、そりゃあ私の為にやってるのだ。
楽しくなかったら、なんでSMやる必要がある?

SMやる為にSMやってるんじゃなくて
楽しむ為にSMやってるんだから
それがSMかそうじゃないかなんてのは、どうだっていい。


私はM男に心奪われる。
私の心には、強く残っている。

とことん責めた後に、どうしたって愛しくなってしまう。
これはどうしようもない。
だって好きなんだもん。

SMを繰り返していると、段々と好きになってしまうし
好きじゃなかったら、SMしたいと思わない。

それが女王様として、どうなのかはわからないけど
自分に正直になると、そうだ。

もう会わなくなったM男のこと、ふと思い出して切ない思いに駆られる。

そうして、断片が浮かぶのだ。
表情が浮かぶ。

それは、終わった恋と似ている。


どうして、M男は、責めて責めて責め抜いた後に
ポツリと大事な言葉を零すのだろう。
2010.07.19 ある日

『私のSMの趣味なんだけど、無理強いしないことなんだよね
暴れるの押さえつけて無理やり拘束して、責めるよりも
辛いことや苦しいことでも、やって下さいお願いします、って頭下げさせる方が私の趣味。
無理なら無理でいい、と突き放したところで、後悔させる方が快感。
強欲だな。』

『ああ、そうだ、確かに。。。』

『より、相手の精神を支配してると実感する方法のが好きなんだ。』

『ご主人様・・・』

『無理やりやらせるのはできるけど、できなくて後悔させるのはそれだけ支配してるから。
変態でしょ?笑』

『好き』

『なんでそうなるの笑』

『好きなんです
泣きたくなります』

『この流れからそうなるってお前もマゾだ、変態だ』

『はい、ご主人様のものです。』

『SMってさマニアの中で語られるとなんか人間愛的な、あったかい話に終着することが多いしさ
語り手の言葉とかも、温かみとかいい人の立場からの発言が多かったり…
だけどそれだけじゃないよね。』

『言葉じゃないもの
その瞬間、その場所に生まれるもの』

『やっぱり、狂気っていうか衝動っていうか…』

『そう!狂気!!』

『いい人におさまれないと思う。』

『だって、いい人じゃ殺せない!』

『お前も言ってたけど、業なんだー
欲望に取り憑かれてんだよね。
アットホームなヒューマンラブに留まらないよなぁ』

『ご主人様愛してる
ご主人様に切り取られたい』

『何を?』

『何を差し出せばいいの?瞳?金玉?心臓?全部ご主人様のものにしてもらいたい
ご主人様は僕のどこを切り取ったら、僕を自分のものにしたって思えますか?』

『金玉は嫌だ。なくなったら面白くない。
んー…それでも、やっぱり自分のものにしたって思うなら、ペニスかなぁ。睾丸も含めて』

『ああ、焦る!苦しい!!』

『プレイとして、展開を考えるなら、手足とか目とか』

『心臓は?』

『イメージしにくい』

『胸を切り裂いて、心臓をぐっと引き抜くの』

『ああ、でも握ってみたい。心臓』

『でしょ、でしょ!胸を鋭利な刃物で開いて、暖かい身体の中に素手を差し込むの
心臓は拳の大きさと言われています。』

『でも、できないから考えない
本当にできることじゃないと嫌』

『ううう・・・
じゃ、だっこ♪』

『だっこいっぱいしてあげたでしょ!』

『はい』

『とんだ甘えたに躾てしまった笑
望むところだけど』

『そうなの?』

『うん
理性的すぎたから』

『とろとろになった
でも、ほんとにどうしよう、ぜったいご主人様なしに生きていけなくなってる』

『えへへ
生きていけなくなってるとこ見たいなあ』

『もういつでも見てんじゃん』

『ねぇ、私に捨てられたいって気持ちもあるでしょ』

『え?
捨てたいんだね?』

『いらないって意味じゃないよ?』

『うん、極限まで追い詰めなきゃ気が済まないんでしょ』

『捨てられて、ぐちゃぐちゃになりたい気持ちもない?』

『いや
もう、無理
やだよ』

『それじゃ、抜けない?笑』

『死ぬ
死ねないけどね・・・
殺されたい』

『苦しい?』

『苦しい
すごく苦しい
なんで?
なんで一緒にいてくれないの?』

『一緒にいるじゃん。
お前は興奮しないのかなぁ、と思ったんだけど、しないんだね』

『興奮って?』

『感じない?』

『さっきからずっと』

『そうなんじゃん』

『だって、ずっと煽ってるじゃん』

『やっぱり感じるんじゃん、捨てられるのも』

『うん、感じる』
外国人のM男が
「日本人の女王様は、厳しいだけではなくて、優しさもあるからいい。」
と言った。

その時、へぇ~、と思ったけれど
今またその台詞を思い出して、なる程なぁ、と思う。
その言葉の意味を実感するのだ。

確かに、外国のSMを見てると日本のSMとの違いを感じる。
残酷さに徹底しているというような印象で、
様子を見て与えるというよりも
人格を無視して強制させるという感じものが主体だと思う。

逆に日本のもので、そういうものを見たことがない。
私は、動画やDVDなど全然見ないので、あるところにはあるんでしょうが…
すっごく少数なんじゃないでしょうか?

あったとすると、SMではなくて暴力になってしまっていたりする。
この辺のニュアンスは何が違うの?と聞かれてもSMの感覚を持ってない人には説明できない。

で、まさにそれが証明していると思うんだけど
日本人のM男には、「人格を無視した徹底した残酷さ」というのがあまり需要がない=好きな人が少ない
んだと思われる。

……言ってること伝わる…?
ニュアンスの問題なので、もともと感覚がないと伝わりにくいかと思います。


それでね、
私はどちらが好きなのか?というと
どちらも好きなのである。
どちらもすごく好きなのである。
だからどちらもやりたい。同じ量だけ、どちらもやりたい。

私は欲張り、贅沢なんだ。
それぞれにはそれぞれの楽しみ方、美味しさがある
私はどれも欲しい。

残酷さに徹底したやり方も、やりたい。

この話わかるよ!わかる!
というM男いる?
このトピックに関して、思うところのある子は是非教えてね。