2ntブログ
近頃思っていることなのだけど、マゾ性を調教して伸ばしてやるという次元ではない
救いようのない、マゾヒストというのがいるな、と。
好きな人に支配されたいという欲求の先にある行為ってどんなにアブノーマルな事をしていても、おかしくはないと思う。

「支配」ではなくて、「破壊」を求めているような人。

実際は、支配を軸にしている人でも破壊に興奮するし、破壊を軸にしている人も支配がないと…とくっきりわけることはできませんが
強く、破壊、「死」へ憧れて、それに興奮してしまう、マゾヒストがいる。

私はそれに、対応する願望が自分の中にあるということを、これらの人に出会うと実感する。
彼等は彼等で、あなたの方がよっぽど、欲求が強いと言うのだけど。

韓国人の男が、ホットな政治問題のタブーを口走りながら、玄関の床に舌を
こすりつけて、興奮していた。
彼は私に言った。
「あなたは法律が許すのならば、奴隷を殺したいと思いますか?」
それは、

それはそう思うでしょう。
相手が望むのならば。
そう思ったことってあるもん。

僕はあなたに殺されたいと本気で思っているよ。
一日ずつゆっくりと、命をあなたに削られたい。

私の瞳をじっと見つめて言う彼に、私は心が溶けて滲んでいくような気がした。
うんうん
そう、だよね、わかるよ、

人の眼球って、どれくらいの圧に耐えられるのだろう。
触れようとすると黒目は逃げる。
無防備なそこ。
ある日、あるマゾからメールが届きました。
「大好きな気持ちをおさえないといけない時が多いけど、一番大切なことを、心の真ん中にしたら、毎日行ったり来たり、心の痛いの、心の嬉しいのが、ギリギリになります。
ちょっと恥ずかしいけど、困ったことに、心は毎日ルイ子様です。
4年目になるのに、いけません、分かりません。ルイ子様!解説してください。」
と。

というわけで、解説?しようと思う。
けどさ、解説というかなんというか、しょうがないことなんだよね。メールの文章のなかに答えは載ってるんだもん。
みんなが同じ感覚味わってきていると思う。
それをこうした素直な文章で表現できることに、すごいなぁ、と思った。

なにかに熱中して、没頭していると、ちょっとしたことでも、気にかかってドキドキする。
それだけ、そこに自分がエネルギーを集中させている、ということだから。本人が書いている通り、自分の気持ちを抑えずに、心の真ん中に置いたなら、少しのことでもものすごく嬉しくなるし、反対にどん底に落ちる。

もし、そのギリギリを止めたいならば、気持ちを抑えるしかない。
けど、反対に沸騰するような、幸せや嬉しさもなくなる。
会えないから、会えた時が嬉しいわけで、いつでも会える安心感を得たら、会えた時の高揚感は失う。

どちらが正しいとか、あるべきとか、そういうわけではなくて、事実だ。

人ってないものねだりだとなぁ、と近頃よく思う。
誰かとずっと一緒にいると、一人の時間が欲しく、ずっと一人だと誰かといたくなる。

私は全部欲しいなやっぱり。
そして、どん底に恐がって気持ちをセーブしている人には、その安全装置外してやりたくなる。
どん底に落ちている時を見たくなる。
体験している人間で、大人ほど、用心深い。

よね。
ああ、俺この瞬間は世界の幸せランキング1位だと思うなぁ
と蝋燭に塗れた男は言った。
通称、豚のお手入れ。
汚い毛をしっかりと剃ってから、思う存分蝋燭をやるのだ。これが豚は大のお気に入り。
涙まで浮かべている。

ルイ子さんからでるものなんでも好きだなぁ、この間もらったタンポン!水につけて飲んじゃった!
と、男は言った。
私は、変態行為に驚いて「変態がー!」と言ったらば、豚は真面目な顔になって言った。
「俺、変態じゃないですよ」
あんまりにも真面目な顔で言うから私は笑い出してしまった。
まったく、この豚とプレイをしていると、腹を抱えて笑ってしまうことが多い。

私がゲラゲラ笑ってプレイができないでいると、男は続けて真面目な口調で言った。
「ルイ子さんが好きなだけだもん。元々そんな行為が好きなんじゃなくて、好きすぎてそうしてるだけだよ。なんでも出でくるものが好きなんだよ。だから変態じゃない。」
自分が変態じゃないと信じきっている。おふざけ0の調子。
うーん、言っていることはわかる。
聖水とスカトロは別物、ってのと一緒だよね。
でも、その癖がない人にとったらどっちもただの変態性癖だ。
タンポン浸した水飲んだり、持ち帰った黄金のにおいを嗅いだりしているのが、真顔で「変態じゃない」と言っている姿は、なんと言うのだろう、素直で立派で、笑える。

私も素直で立派で笑えるやつになりたいなぁ(笑)

世界の幸せランキング1位の時間を作るの、これからも続けたいな。


2013.01.13 新年の抱負
2013年のSM初めはアルファインでした。
それより前にやる予定だったマゾはノロに感染してしまい断念。
偶然、SM納めもSM初めもアルファインとなった。
SM初めのお相手とは、この日に目出度く10回記念。マゾは自分でハードル上げてやってきた。

なんだか緊張が伝わる…。

「なにか、伝えることある?」
プレイ前に聞くと、
「2013年も、ルイ子様の奴隷として、ルイ子様がもし間違えたことを言っても、無茶なことを言っても、逆らいません」
と言った。

なんだと!

「私が、間違ったことを言うことはなーい!いつでも正しい!」
そもそも言わない。ふん

、、、というのは冗談として、奴隷になる為の重要なポイントはここにあると思う。
カラスを、白い!と言っても、そうですね白いです。と答えることができる人が向いてる。ちょっと大げさだけどね。

そして
「最近は、厳しいご調教よろしくお願いします、とか、ルイ子様好みの奴隷にして下さい、と言わなくなりましたけれど、今日はそのつもりで来ました。」
と言った。

そうそう。初めの頃は、ご挨拶の時にそう言っていたのにある日から言わなくなったのだった。
お前!いつもの、厳しいご調教…ってのは言わないのかよ!と突っ込んだら、本当に辛いんですもん~…と逃げていたのが、今日は覚悟を決めてきたのだ。
よしよし。

あれ、でも今年のプレイに対する抱負は聞いてないなぁ。

あーーー!!!
と、声の枯れる程絶叫している最中に私は聞くことにした。
「ねぇねぇ、ちょっと、今年の抱負は?」
「えっ、今年の、抱負、ですか!?」
「そうそう。」
「あー!その手その手ストップして下さい!!」
「ダメ、今年の抱負言わないと止めない(言っても止めないけど)」
「えーーーえ、えぇと、顔面騎乗を極めます」
こいつまだ余裕あるなぁ、と更に力を強くすると
「(NGプレイ)をできるようになります!!」
と言った(笑)

なんで、それを言っちゃうんだろうな。
一年の計は元旦にあり、って言うし、初プレイにありでしょー
と初日から克服に向けて始動しました。

でも終わったあとには

SMって楽しいですねぇ
としみじみ言われ、ねぇ、と温かい気持ちになりました。

私の抱負は内緒。
みなさんこちらの記事は覚えていますか?
boot boy~今日は気取らず~

この彼が、帰ってきたのだ。
わー、懐かしい!どう元気だった?
とテンション上がりました。

久々に会った彼はパワーアップしていた。
前は、膝立ちになる時に、クッションを使っていたのが、服の下に、膝用サポーターをつけるアイデアを生み出していたのだ!(笑)
誇らしげに、良いアイディアだろ、というboot boy。

プレイは相変わらずのメッシープレイ。泥んこ遊びみたいで楽しいな。
私の髪にも卵が引っ付いたりするけど、そんなことまでたのしく塗れています。

こちらもグチャグチャになるので、ミリタリー系の衣装は彼が持参してくれます。

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NEW衣装!

ややこしいことは抜きにして、楽しいね!と言いながら、プレイしてます。
キャットスーツは、私の。

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あと何回プレイできるかなぁ。また、日本からいなくなってしまうらしい。
でもこうして少ししか会えないのも、スペシャルな感じで楽しい。

また会えてよかった。